文具・ポスター・なぜなぜカレンダー

1970年代、公文式教室の教材の中で一番やさしいのは「たしざん」の学習でした。1979年になると、幼児向けに線を引く練習から始まる教材が制作されるようになりました。しかし、就学前の子どもたちが、当時一般に販売されているえんぴつを使うと、ぎゅっと力を入れてにぎってしまい、うまくコントロールができず、すぐ疲れてしまう様子が見られました。
そこで、就学前の幼児に合ったえんぴつとして開発された商品が「くもんのこどもえんぴつ6B」です。

その後、お客さまの要望にお応えして芯が4Bと2Bのもの、「いろえんぴつ」を発売しました。今では、「えんぴつホルダー」、「もちかたサポーター」といった補助文具や、「くれよん」、「はさみ」まで、ラインアップが広がっています。どれも、幼児の使いやすさを考え、幼児からの学習を楽しいものに…という想いから生まれた商品です。

机に向かって学習をすることに加え、日常生活の空間も楽しい学びの場になるようにと開発された商品もあります。
たとえば、「おふろでレッスン」。忙しい毎日のなかで、ゆっくり子どもと向き合えるお風呂でのコミュニケーションを考えたポスターです。湯船に入った状態からでも見やすいように掲載する要素を絞ったり、文字を大きくしたりして、視認性にこだわっています。
また、カレンダーの日にち欄に１日１問の「なぜ？」（裏面に答え）が掲載された「くもんなぜなぜカレンダー」。家族でのコミュニケーションにも一役買っているKUMONではおなじみのカレンダーです。