「日本のみなさんへ」
(前書き・著者メッセージ)より
「摂食障害」を題材にし、ノルウェーで話題になったグラフィックノベルの邦訳です。
まだ数は少ないものの、読者の方々から、心に残るお声をお寄せいただいています。
摂食障害について、栄養士の立場から学びたいと思い、この本を読みたいと思いました。
コロナ禍で増えている摂食障害について、知識を深め、どのような力になれるか考えたいと思います。
(49歳・女性)
ノルウェーのグラフィックノベルは初めて読むので楽しみにしていたが、想像以上に内容が素晴らしく読後が豊かな気持ちになった。まず色が素晴らしいので目に美しく、更に思春期の心の成長に共感した。
全ての人に素直に生きて欲しいと心から思う本でした。
(46歳・女性)
●「あらすじ」は…
学校で嫌なことがあると、過食を繰り返す少女ヤンネ。
周囲の言動のせいで容姿に自信をなくし、心の中には病的な黒い影が。
両親からダイエットをすすめられると、今度は拒食に。
「お前はどうせキモいんだ」
黒い影のささやきに、どんどん精神的に追い込まれるヤンネ。
はたして、ヤンネはどうなってしまうのか……。
●「監修の言葉」より
「作者のイェニー・ヨルダルさんは多くの専門家の話を聞いて本書を制作したそうですが、摂食障害の心理が驚くほど正確に描かれています。摂食障害の予防や対応を考えるために、児童生徒やご家族、そして、教育関係者の皆様にお勧めしたい良書です。」
(一般社団法人日本摂食障害協会理事長 鈴木眞理先生)