<大人も遊べる くもんの知育玩具>
お子さまといっしょに遊んでいたら、ついつい保護者の方が夢中になって遊んでいた…というお声をよくいただきます。なかでも、パーツを組み合わせてつくったコースにボールを転がして遊ぶ「NEWくみくみスロープ」は、SNS上でも「大人が夢中」「ハマっている」と話題になりました。
ボールがゆっくり転がるスロープ状のもの、ボールが通ると羽根車が回るもの、コースを切り替えるポイントが付いたもの、皿状でボールがくるくる回って落ちるものなど、形状の異なるパーツを自由に組み合わせて、複雑なコースをつくることができます。道筋を考えながら、無心にパーツを組み立てるうちに、時を忘れてしまうことも。うまくボールが転がったときの達成感は、子どもも大人も同じ。きっと大人の方にもご満足いただけると思います。
「東京おもちゃショー2016」では、世界最大(当社調べ)の「NEWくみくみスロープ」をつくりました。商品100箱・2,804個のパーツを使い、幅約1メートル、奥行き約2メートル、高さ約2メートルの巨大コースを制作。来場された多くのお子さま、大人の方の驚きの顔、笑顔が見られました。
2022年に発売25周年を迎えた「くもんの日本地図パズル」も親子で楽しんでいただいています。47都道府県の形をしたピースをはめ、日本地図を完成させるパズルですが、25周年に「タイムトライアル検定」を実施。完成時間に応じて級を設定し、多くの大人の方にもチャレンジしていただきました。1級の「2分30秒以内にパズルを完成させる」のは、かなりの難易度で、完成スピードを意識すると、大人でも十分やりごたえのあるパズルになります。
タイムトライアル攻略法をおもちゃクリエイターの高橋晋平さんにうかがいました!
将棋のルールが分からないお母さまから「小学校高学年の息子といっしょに遊ぶ機会ができました」と喜びの声をいただいたのが「スタディ将棋」です。進みかたの矢印が印刷されているので、駒の動きが簡単にわかります。それは子どもたちにとって、ルールを覚えやすくするための工夫でしたが、大人の方にとっての使いやすさにもつながっていることは開発時には意図していないことでした。将棋ブームの到来とともに、将棋をやってみたいと思われる大人の方にもおすすめです。
<面白さは大人も子どももない くもんの児童書>
内容の面白さに、大人も子どももありませんが、児童書は、大人の本に比べて、より読みやすさが追求されています。たとえば、文字の大きさや行間、1行の長さを調整したり、漢字にふりがなをふったりすることで、子どもでも無理なく読み進められるように配慮しています。また、内容に関しても、文章の構成や使う言葉の選びかた、語彙なども検討されているため、心地よく最後まで読むことができるようになっています。
たとえば、「ペットの老いと死」をテーマにした『ぼくんちのねこのはなし』(いとうみく・著/第38回坪田譲治文学賞受賞)は、大人の方からも「娘にすすめられ、大号泣した」「命の大切さについて気づかされた」など、テーマに共感した大人の方からの感想も多くいただきました。
「子ども向けとは、内容を薄めることではなく、エッセンスを取り出し、わかりやすく表現すること」。くもん出版の児童書の開発の背景にはこの姿勢があります。