2023年度の環境データと取り組み

KUMONグループは、環境方針に基づき、事業活動に伴う環境負荷の把握と低減活動を推進するとともに、森林保全促進に向けた取り組みを行っています。
2023年度も引き続き環境に関する基本行動として、KUMONグループ全体で電気使用量および紙使用量の削減、 古紙リサイクル量の拡大に努めました。

くもん出版でも、すべての社員が多様な働き方で、価値創出・生産性向上を実現していく取り組みとして「働き方創造」を推進、リモートワークを活用した働き方やオフィスの照明のLED化、また物流センターでは電力デマンド管理の実施など、電気使用量とCO2排出量の削減につながる活動を行っています。

2023年度の環境データは、コロナ禍が明けた影響もあり2022年度比で電気使用量とCO2排出量が100.7%となりました。 また、紙の使用量も109.1%と増加、古紙リサイクルは物流センターでのダンボールのリサイクルを積極的に実施し101.3%となりました。

くもん出版環境データ

2019年度 ~ 2023年度

1.省エネルギー

電気使用量 (kWh)

CO2排出量 [t-CO2]

※KUMONグループから排出される温室効果ガスの大部分は、電力の使用に起因するものです。そのため、電気使用量からの算出となっています。


2.省資源

紙使用量 (枚)

※紙購入量を紙使用量として算定しています。

3.リサイクル

古紙リサイクル量 (kg)

環境への取り組み
《 活動事例 》

環境に配慮したモノづくり

商品サイズの見直しを行っています

日本地図パズルのパッケージサイズを薄くしました

従来のサイズから約30%減。都道府県のパズルピースのサイズはそのまま、ピースをはめるパネルを薄くしました。これにより製造にかかるプラスティックの削減、パッケージ用紙の削減、さらに輸送にかかるCO2削減にも貢献しました。

※日本地図パズルは年間5万個以上販売している人気商品です

幼児ドリルシリーズ・すくすくノートシリーズの用紙を変更しました

子どもたちの運筆力を高める商品ですので、書きやすさ(消しやすさ)にはこだわりながら、より環境に配慮して本紙を約18%薄くしました。

※幼児ドリルシリーズは年間で70万部、すくすくノートシリーズは年間30万部以上販売している人気シリーズです

読者アンケートのハガキをQRコードにしました

より気軽にご意見いただけるように、また環境にも配慮して多くの商品のハガキを廃止、QRコードから回答していただけるようにしました。

また、同じシリーズ(同じ判型)の書籍はできるだけ同時に発注(生産)することにより、印刷工程の合理化を図る(インクなど印刷資材の無駄を少なくする)工夫も行っています。

これからも、使用している材料の見直しや軽量化など、より環境に配慮したモノづくりを進めていきます。

これまでの取り組み

2022年度の環境データと取り組み
2021年度の環境データと取り組み

KUMONの環境への取り組み 〉