KUMONグループは、環境方針に基づき、事業活動に伴う環境負荷の把握と低減活動を推進するとともに、森林保全促進に向けた取り組みを行っています。
2022年度も引き続き環境に関する基本行動として、KUMONグループ全体で電気使用量および紙使用量の削減、 古紙リサイクル量の拡大に努めました。
くもん出版でも、すべての社員が多様な働き方で、価値創出・生産性向上を実現していく取り組みとして「働き方創造」を推進、2022年5月にはオフィスの移転を行いました。リモートワークを活用した働き方や、オフィスの照明のLEDにより、電気使用量とCO2排出量の削減につながっています。
2022年度の環境データは、2021年度比で電気使用量とCO2排出量が91.2%となりました。 また、紙の使用量は118.5%とオフィス移転の影響もあり増加、古紙リサイクルは物流センターでのダンボールのリユースを積極的に実施しましたが73.8%となりました。
くもん出版環境データ
2022.04 ~ 2023.03
1.省エネルギー
電気使用量 (kWh)
CO2排出量 [t-CO2]
※KUMONグループから排出される温室効果ガスの大部分は、電力の使用に起因するものです。そのため、電気使用量からの算出となっています。
2.省資源
紙使用量 (枚)
※紙購入量を紙使用量として算定しています。
3.リサイクル
古紙リサイクル量 (kg)
環境への取り組み
《 活動事例 》
オフィスの照明をLED化
五反田オフィスでは2022年11月に照明をLEDに交換しました。
これにより、電気使用量の削減効果がありました。
環境関連商品の刊行
調べもの学習に役立つ、主に図書館向けの書籍を刊行しました。
「今日からみんなで環境調査隊!」
「学校で調べる」「家で調べる」「地域で調べる」の3巻構成です。
〜内容の紹介〜
環境教育って、いったいなにをすればいいの…。手間がかかりそうだし、難しそうだし…。学校現場から、先生たちが、子どもたちが困っている声が届きました。そこで、環境科学の専門家が、敷居が高くない調査や実験をたくさん提供します。子どもたちが実際にやることで経験知となり、環境や自然の問題を考えることに導く展開で、〝自分ごと〟に変えていきます。
動物や植物の調査や実験からは身近な環境破壊、身近な環境汚染、環境保全、外来生物、身近にある生態系などを、天気からは身近でわかる気候変動などを、計算する課題からは省エネルギー、二酸化炭素の削減、脱プラスチック、ごみ問題、水資源保護などを考える機会を提供します。
くもん出版では、これからも環境に配慮した商品づくりを行っていきます。