KUMONグループは、環境方針に基づき、事業活動に伴う環境負荷の把握と低減活動を推進するとともに、森林保全促進に向けた取り組みを行っています。
2021年度も引き続き環境に関する基本行動として、KUMONグループ全体で電気使用量および紙使用量の削減、 古紙リサイクル量の拡大に努めました。
くもん出版でも、すべての社員が多様な働き方で、価値創出・生産性向上を実現していく取り組みとして「働き方創造」を推進、2022年5月にはオフィスの移転を行いました。リモートワークを活用した働き方も、電気使用量とCO2排出量の削減につながっています。
2021年度の環境データは、2020年度比で電気使用量とCO2排出量が90.5%となりました。 また、紙の使用量は76.8%と大きく減らすことが出来ました。古紙リサイクルは物流センターでの古紙リサイクルの種類を増やすなど促進活動の結果、125.4%となりました。
くもん出版環境データ
2021.4 ~ 2022.3
1.省エネルギー
※KUMONグループから排出される温室効果ガスの大部分は、電力の使用に起因するものです。そのため、電気使用量からの算出となっています。
2.省資源
※紙購入量を紙使用量として算定しています。
3.リサイクル
環境への取り組み
《 活動事例 》
環境関連図書の刊行
お笑い芸人と学ぶSDGsババぬきカードゲーム
くもん出版では、ババぬきのルールで遊びながら、SDGs の世界の課題を体感できる『SDGsババぬきカードゲーム』を刊行することとなりました。
この商品は、学校や家庭でコミュニケーションを図りながら、SDGsについての課題を「疑似体験」することで深い学びをしてほしい。という思いから企画しました。
商品内容
累計6万人以上に出張授業を行い、海外取材豊富なお笑い芸人たかまつななさんが考えた楽しくSDGsを学ぶカードゲーム。ババぬきのルールで遊びながら、SDGsの17の目標を体感でき、さまざまなアクションを交えながら楽しく知ることができます。
付属のガイドブックや解説シート&ワークシートの活用で、自分のこととして考える深い学びにつなげることも可能!小学生の総合学習から大人の方の企業の環境・CSRの研修まで活用していただくことができ、家庭では親子でSDGsを考えるきっかけづくりとしてもお使いいただけます。
昨年刊行しました書籍『お笑い芸人と学ぶ13歳からのSDGs』と同様、 「知る」にとどまらず、「体感する」>「自分ごととして考える」こと を大切にした内容にしており、解説書やシートで深い学びにする構成となっています。
環境に配慮したものづくり
『SDGsババぬきカードゲーム』では「環境に配慮した製作」を実践しています。
- 印刷に使用するインクをノンVOCインキと植物油インキの2種にしています。
- カードをまとめる帯をプラスチック製ではなく、紙帯にしています。
- 解説書の製本で、ホチキスを不使用としています。
くもん出版では、これからも環境に配慮した商品づくりを行っていきます。