世界67の国と地域に広がるくもん出版の商品
海外事業の始まり
くもん出版の海外進出は、北アメリカの公⽂式教室事業を担当する社員の来日がきっかけとなり始まりました。
くもん出版の幼児ドリルを⾒て、海外の⼦どもでも同じように学べるその内容を⼤変気に⼊ったことで、英語版幼児ドリルシリーズの開発を企画し、1998年に事業化検討を開始しました。
国内版幼児ドリルの特⻑と内容を⽣かしつつ、⽇本固有のテーマ・イラストは、世界に通⽤するユニバーサル版に変更、海外流通向けに洋本の横綴じ仕様にし、アメリカ最⼤書店チェーンのBarnes&Noble(バーンズ&ノーブル)での採⽤が決定しました。2003年末に、国内で印刷した英語版ドリル8点をはじめてアメリカに輸出しました。
日本から世界へ
幅広い学齢を支え続ける
くもん出版のワークブック
その後もアメリカで幼児ドリルシリーズを次つぎに刊行。幅広い学齢の子どもたちに学びの機会を継続して提供するため、2008年には小学生向けドリルシリーズ(算数・英語)、2016年には中学数学シリーズを発売。英語版ワークブックは、現在200タイトルを提供しています。全世界55の国と地域で累計2,700万冊以上を販売し、教室事業とともに、世界中の子どもたちの学びに貢献し続けています。
当社英語版ワークブックは⼀部の国内⼤型書店・ネット書店やくもん出版公式オンラインショップ(KUMON SHOP)から⽇本国内でも購⼊いただけます。
翻訳版ワークブックの
さらなる広がり
くもんのワークブックは英語以外にも、英語版(一部は国内版)をもとにして、12の言語で翻訳出版されています。スペイン語をはじめ、中国語簡体字、韓国語、タイ語、チェコ語、トルコ語などの翻訳権を現地の出版社に許諾し、流通地域をさらに広げています。より多くの子どもたちへ、学ぶ喜びを現地のことばで届けています。
世界各地で愛される
くもん出版の翻訳図書
絵本や児童読み物、大人のドリルも数多く翻訳され、現地で刊行されています。イタリア語やポーランド語、カタロニア語やベトナム語など、翻訳言語は約20と多岐にわたります。『ぴっつんつん』(フランス語)や『ふしぎなともだち』(中国語簡体字)など、現地の賞を受賞している翻訳絵本もあります。くもん出版の図書は子どもから高齢者まで、世界中の方がたに愛され、今や67の国と地域に広がっています。
文具・玩具で
良質な学びの機会を
世界に提供
くもん出版では、文具や知育玩具の面からも子どもたちの学びをサポートしています。その品質は国外でも評価されており、特に「くもんのこどもえんぴつ」シリーズはアメリカ・イギリス・中国・韓国・マレーシア・タイなど多くの国で広く人気があります。「よい商品だからこそ、もっともっと多くの子どもたちに使ってほしい」という思いで、私たちは世界中に商品を届けています。
海外商品の拠点
2004年にはアメリカの開発・販売の拠点として、株式会社くもん出版ノースアメリカを設⽴。現地の学びの環境・ニーズに合わせた商品開発や販売を⾏っています。