問題集・参考書

家庭での自学自習のために-くもんの学習参考書

くもん出版は、家庭学習用に、公文式のメソッドを取り入れた問題集や参考書を刊行してきました。くもんの学習書は、子どもたちが「自分自身で解き進められること」を大切にしています。新しいことでも無理なく解き進めることができるように、例題や1問1問の内容や順番に工夫をこらしています。「自分でできた!」という体験が、自信や、やる気につながり、次の一歩を踏み出す力になります。

「自学自習」は、公文式がもっとも大切にしている考え方です。私たちは、子どもたちに「できた!」の喜びを感じてもらいたい! と願いながら企画、編集にあたっています。

スムーズに解き進めていけるように、何度もモニタリングを行って内容を検証し、お客さまの声を聞きながら、長年、工夫を重ねてきました。学習に集中できる無駄のない紙面、書き込みやすく、消しゴムで消しやすい紙の質。そういった細やかな配慮も、「自学自習」を実現するための工夫のひとつです。

心がけているのは「子どもから学ぶ」こと

「くもんの小学ドリル」が誕生したのは1989年のことです。家庭で学習するドリルにも公文式のメソッドを取り入れて、自分の力で解き進めていけるという自信や、そこから生まれる学習意欲を体感してほしいと企画されました。

開発時には、パイロット版のドリルをモニターの子どもたちに試してもらい、子どもたちが解いている様子を見て検証しました。また、初版を世に出して以降も、改訂の際にはモニタリングと検証を重ねてきました。この、「子どもから学ぶ」という姿勢は、今も、くもん出版の学習書づくりの原点になっています。

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なぜ「習熟型」のドリルなのか?

一般的に、ドリルは「習熟(トレーニング)型」と「評価(テスト)型」に分かれます。くもんのドリルは基本的に「習熟型」です。「できた・できない」を判定するのではなく、スムーズに解き進めながら力をつけることを目的にしています。

たとえば、『くもんの小学ドリル 1年生たしざん』では、たし算の計算式がはじめて出てくるのが第15回です。そこまでは数の並びについて、くり返し学習します。これは、「たし算をスムーズに進めるには、数の並びがしっかり理解できていることが必要」という公文式算数教材の考えかたに沿ったものです。

この考えかたは、学年が上がっても一貫しており、必要な基礎を正しい順番で積み上げていけるように内容が構成されています。「できた!」「わかった!」と実感できるのも、しっかりとした土台の上に力がついているからこそなのです。

問題量が豊富でしっかり反復練習ができる「集中学習」シリーズ

くもんの小学生向け問題集には、「集中学習」シリーズもあります。たくさんの問題をグループ別やパターン別に、量をたくさん解くことでパワーアップしていける問題集です。漢字であれば意味や部首でグループ化し、その漢字を使った熟語や用例にたくさん触れることができます。計算ではパターン別に何度も何度もたくさん解くことで、計算力が定着していきます。また、公文式教室のプリントにはない算数の図形や文章題、データの活用、国語の作文・表現、理科、社会も、子どもがひとりで取り組んで力をつけていく(自学自習)という同様のコンセプトでつくられています。

忙しくても自学自習できるようにつくられた中学生向け学習参考書

公文式のメソッドは中学生向けの学習参考書にも盛り込まれています。日常学習や定期テスト対策にぴったりな「中学基礎がため100%」シリーズをはじめ、にがて対策や受験への準備など、目的に合わせて使えるシリーズがたくさんあります。「中学基礎がため100%」シリーズは対応するアプリがあり、すき間時間に復習することもできます。また、問題集とあわせて使える参考書として、累計90万部を突破している「くもんのスーパーステップ」シリーズがあります。

小学生の学習参考書

各シリーズの紹介や選びかたをご覧いただけます。

中学生の学習参考書

各シリーズの紹介や選びかたをご覧いただけます。

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